top of page

STORY

ストーリーを読み進めよう

 ここが指定のビルか。

 それにしても、なんでこんな場所を指定したんだか・・・。

 お茶を嗜みながら面談って風情でもないよな。

 だが、こんな風に呼び出されることは今まで一度もなかった。

 これは間違いなくチャンスだ。

 どんな内容にせよ、ここで俺の評価を上げて、

 すぐにでもエージェントとしての資格をいただく。

指定された場所は、人気のない裏路地にあるビル。

入口は古い扉で、固く閉ざされている。

しかし、それは組織の人間のみに知らされている隠し扉だ。

素早く中に入ろうとすると、勢いよく隠し扉が開く音がする。

少し目立ってしまったかと焦るが、

聞こえるのは遠くの喧騒やシャッターの音だけだった。

急いで中に入ると、そこはしんと静まりかえった無機質なフロアだが、

明かりがついている。

ゆっくり遠くに進むと、鉄製の扉とその脇にはヘッドセットが置かれていた。

どうやらこれを装着しろということらしい。

ムービーを視聴しよう

bottom of page